脳機能をベースにした学習方法で、お子さんの天才性を引き出す。
学習スタイリストの須藤 真臣です。
もうすぐ夏休みです。
算数・数学を苦手としているお子さんはいませんか?
この夏休みを使って、算数・数学の苦手の克服にチャレンジしてみませんか?
算数・数学の苦手を何回も何回も克服しようとして失敗する子もいるのです。
何回チャレンジしても算数・数学が苦手になってしまうお子さん
算数・数学ゾンビ
苦手ではなくなった!できるようになった!
でも、また算数・数学が苦手になってしまう。
そのようなお子さんを「算数ゾンビ」・「数学ゾンビ」と呼ばせてもらいます。
もし、お子さんが算数・数学が苦手でしたら、この記事を読んでください。
そして、ゾンビにならないように、お母さんがしっかりとサポートをしてあげてください。
■「算数・数学ゾンビ」になる3つの理由
なぜ算数・数学が苦手なのでしょうか?
お母さんは理由を知っていますか?
お子さんが算数・数学が苦手な本当の理由は何でしょうか?
苦手な理由はお子さんによってそれぞれです。
本当にそんな理由で??と思ってしまう場合もあります。
たくさんのお子さんを見ていると、算数・数学が苦手な理由は3つに絞られるようです。
■計算ミスが多い
計算を間違えて、点数を落とすお子さんは非常に多いのです。
計算ができないのであって、算数ができないのです。
計算ができなくて、算数が苦手だと勝手に思い込んでいるお子さんはとても多いです。
お母さんが点数だけをみて、「できない」・「苦手」と決め付けてしまうこともゾンビ化する理由になります。
お子さんをゾンビにしてしまう悪の言葉があります。
ケアレスミス
うっかりミス
計算ができないんです!
もう一度、はっきり言います。
計算ができないから、間違えているのです。
ケアレスミス
うっかりミス
この2つの言葉は悪の言葉です。
算数・数学ゾンビにお子さんをしてしまいます。
「ケアレス」とか、「うっかり」とか甘いこと言っているから、いつまでも点数にならないのです。
甘いことを言って計算練習しないから、いつまでたっても苦手なんです!
大切だからもう一度言います。
計算ができないから、算数・数学の点数が悪いのです。
計算の練習をしてください。
計算をできないのと、算数・数学ができないのは分けて考えるべきです。
■日本語ができない
「算数・数学の文章題の問題文の意味がわからないのです。」
と算数・数学を苦手な理由として言われることがあります。
ほんとですか?
算数・数学の文章題っぽい日本語の文章を読もうとしていないだけではないですか?
× なんか難しそうだから読「め」ない!
○ なんか難しそうだから読「ま」ない!
「め」と「ま」の1文字違いですが・・・
すごい大きな違いです。
この違いがお子さんをゾンビ化してしまうのです。
問題を読んでいないのですから、できるようにはなりません。
先生の説明・解説を聞いたときはわかるけど、うちに帰ってもう一度やるとできない。
そんな算数・数学ゾンビのお子さんもいます。
自分で問題を読んで解いていないのですから、わかった気分になっただけです。
はっきり言います。
聞いただけでは、算数・数学の文章題はできるようになることはありません。
お子さん自身が問題を解いて、はじめて問題が解けるようになります。
ですから、問題を読んでどんなことを言っているのか、考えてみることがゾンビからの復活につながるのです。
うちの子は問題文を読んでいるのですが・・・
読んでもわからないってことは・・・・
日本語、つまり、国語の力が無いってことではないですか?
文章が読めないのであって、算数・数学が苦手なんでしょうか?
もちろん、問題文が読めないのであれば、算数・数学のテストでは確かに点数は取れません。
じゃあ、他の教科のテストは取れているんでしょうか?
算数・数学の問題文になると、急に文章が読めなくなるお子さんは、ほとんどいません。
お母さん、現実から目をそらさないでください。
今やっている問題の文章がお子さんには難しくて読めないのです。
はっきり言います。
国語力が無いので、できません。
下の学年の問題を試してみませんか?
問題文読んでも、説明を読んでも、わからないわけです。
× 算数・数学の文章題の意味がわからない。
○ 国語力が無いから文の意味がわからない。
問題文の意味がわからない。
そりゃ当たり前ですよね。
ゾンビから復活するには、多くの時間が必要です。
この夏休みは大きなチャンスですね!
■そもそも学習していない
苦手とかそういう問題ではなくて、できないのは当たり前ですよね。
やっていないからできない。
苦手とかそういう話とは違いますよね。
「やりなさい!」って言ってもうちの子はやらないのですけど・・・
そんなの当たり前ではないですか?
「やれ!」って言って、やる子はすでにやっています。
はっきり言います。
お母さんがどうするかです?
1 ゾンビのままできなくてもしょうがないと放置
2 お母さんがなんとかしようと動く。
どうしたら良いの?と悩んで、相談する方がいないのであれば、うちの教室で良ければ相談してください。
お子さんが変化を嫌がるのは当たり前です。
お母さんが本気で動かなければ、ゾンビのままでいることでしょう。
子どもにやる気が無いから
子どもに任せているから
こんな感じのことを理由に、お母さんが動かないのはかまわないとは思います。
お子さんから学習についてはやる気になるのは理想ですが、あくまでも理想です。
多くのお子さんは、そんな夢のような状況はやってきません。
小学生・中学生のころに、算数・数学が苦手だけどやる気になったというお母さんであれば、同じように待ってあげても良いとは思います。
お子さん本人がやる気になるのを待つ場合は、追い込まれてどうしようもなくなっていることが多いので。
早めにゾンビからの復活に動いた方が良いと思います。
■ゾンビからの復活の呪文はお母さんの言葉
お子さんが「算数・数学ゾンビ」の場合、復活の呪文を唱えるのはお母さんしかいません。
子どもにまかせるわ!
やる気じゃないみたいだから・・・
これらの言葉はゾンビ化をすすめてしまいます。
■そもそも、お母さんが「算数・数学ゾンビ」の場合
お母さんが算数・数学が苦手の場合は、お子さんのゾンビ化をお母さんがすすめています。
算数・数学はお母さんも苦手だったんだよね。
ここで終わってしまっていて、お母さんが算数・数学ができるようになった話をしていないのでは?
1 お母さんが算数・数学が苦手
2 だから、子どもの私も苦手
3 算数・数学がお母さんの子だから、苦手でもしょうがないよね。
1→2→3と考えてしまうお子さんが多いのです。
はっきり言います。
お母さんが算数・数学が苦手だったら、それは隠して言わないでください。
苦手だ!
キライだ!
そんな言葉を聞いていたら、お子さんは苦手でキライのままです。
お母さんが苦手だから、キライだからしょうがないとこの言葉を聞く度に、自分もこのままでしょうがないと思ってしまいます。
■お母さんが算数・数学が得意の場合
お子さんのテストの点数を見ると、「なんで?」と思ってしまうお母さんは多いようです。
どうしてできないの?
この悪の言葉を使ってしまうお母さんは多いのです。
感情的になってしまう気持ちはわからなくはありません。
でも、お母さんとお子さんは違うのですから、苦手だったり、キライだったりすることもあります。
■復活の呪文は・・・
ゾンビ化したお子さんは、ちょっとした変化も嫌います。
すぐに不安になるので、かんたんなことで動けなくなります。
復活の呪文は、「大丈夫だから、お母さんとなんとかしよう!」という愛の言葉です。
ポイントは「愛」です。
お子さんの味方、できないお子さんに近い立場からの言葉です。
算数・数学が苦手なお子さんの味方になったお母さんの言葉が重要なのです。
お母さんがお子さんの算数・数学の学習をある程度つきっきりでサポートするのか
具体的な指導は学習塾などのプロに任せて、お母さんはそれをサポートするのか
このどちらかを素早く選択して、行動するだけです。
■お母さんがゾンビにしてしまう場合はプロに任せる勇気を!
算数・数学が苦手というお子さんでも、プロに任せると復活はしやすいとは思います。
うちの教室の例でいうと・・・
数学のテストで100点満点で4点だった中3が、2ヵ月後に76点をとって、成績が1→4に!
算数が苦手で70点くらいしか取れなかった子が、半年後に北海道学力コンクールで全道で30番以内に!
お子さんをなんとかしようとがんばっていただいたお母さんのサポートがあって出た結果でもあります。
(もちろん、この2人のお子さんの例だけではありません。)
はっきり言います。
本人との話、実際に学習している様子から、苦手としている理由をはっきりさせることがゾンビから復活させるには一番大切です。
■100%の理想の復活より、そこそこの復活を目指す!
1 ゾンビになっている理由が何かをはっきりさせること
2 お母さんがサポートするから大丈夫だと、不安を取り除いてあげること
3 適切な学習を手厚いサポートの中で進めること
この3つの手順でゾンビからお子さんを復活させるだけです。
最後に、お子さんが「算数・数学ゾンビ」になっている場合、復活させる際に注意していただきたいことがあります。
それは、100%完璧にやろうとしてはいけません。
はっきり言います。
「苦手から、ゾンビからの復活」と「算数・数学を得意にすること」は違います。
ですから、ゾンビ化している場合は、そこそこ=80%くらいを目指してみてください。
最初から得意を目指すと、ゾンビのお子さんは動けなくなり、不安からまたゾンビ化をすすめてしまいます。
ぜひ、まずは、そこそこを目指して、ゾンビからの復活を目指してください。
お母さんでは、復活がむずかしいと感じたときはお気軽に、進学研究室までご相談いただけるとうれしいです。
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