すぐ答えを・・・
任天堂DSで脳トレ系のソフトがかなり売れて、次々と発売されています。
少し前なら、ゲームをやると馬鹿になるというイメージが一般的にだったように思うのですが、今ではゲームをして頭を良くするという全く逆のイメージになっているので驚いてしまいます。脳トレだけではなく、他のシューティングやアクションのゲームでも攻略法を考えるという意味では、最近のすぐに答えを求めてしまう生徒さんには、プラスになるように思います。(もちろん、やり過ぎは良くないと思います。それはどんなことについても言えるわけですけど。)
最近、テレビCMで見かけるのが「レイトン教授と不思議な町」です。北海道の大泉洋が出ているので、目がいってしまうのもありますけど、今までのゲームとはちょっと違って面白そうです。
大手の個別指導の学習塾で教えていたころには、やり方はがすぐ隣に書いてあっても、全く考えもせずに「わかんなーい!」という生徒さんばかりで、「ここに書いてあるのをマネするだけで解けるよ!」なんて言うと、あの先生は教え方が下手だとか、ていねいに教えてくれないだとか言われ、困惑したのを覚えています。こういったケースには、隣に書いてある解き方をそのまま本人のノートに写すだけでも、生徒さん本人は満足するのですから、ただ時間を潰すだけで学習にはなっていないのです。(解説を理解することができない学力の生徒さんの場合は、もちろん成績の管理はずっとしていますから、授業の前に理解できないことは予測していますので、別のケースになります。)個別指導という形式では、細かくひとりひとりに目を向けるというのは当たり前だと思います。しかし、それを生徒さんに答えをすぐ与えることとする塾(先生)も多いのも事実で、学習には全くつながらず、成績が上がらない原因になっていることが数多くあります。生徒さんは、テストのときはひとりで問題に向かわないといけないのですから・・・。
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